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論文

放射線加工技術による機能性高分子材料とその実用化

吉井 文男

放射線化学, (78), p.26 - 34, 2004/09

多糖誘導体であるカルボキシメチルセルロース(CMC)のペースト状放射線橋かけとその応用,デンプンを原料とするポリ乳酸の橋かけによる熱収縮チューブへの開発、及びハイドロゲル創傷被覆材について、実用化までの技術開発を記した。CMCは濃度10%以上のペースト状で放射線橋かけを起こし、それはカルボキシメチルの置換度や分子量により影響される。橋かけCMCは、手術中に起こる床ずれを防止するマットに応用でき、実用化した。また、CMCゲルは家畜排泄物を効率的に発酵させるための水分制御剤に有効であることを実証した。橋かけポリ乳酸は耐熱性が向上し、熱収縮チューブに応用し、生分解性で透明性のよい製品が得られた。ポリビニルアルコールの放射線合成ハイドロゲルを傷にはる創被覆材に有効であることを実証し、厚生労働省から認可が得られ販売が開始された。

報告書

システム解析手法の高度化研究(II)

not registered

JNC TJ1400 99-003, 70 Pages, 1999/03

JNC-TJ1400-99-003.pdf:2.26MB

プラント、プロセスの信頼性、安全を評価するための代表的な手法としてHAZOPがある。この安全評価手法は、多くのプラント、プロセスに適用され、その有用性は高く評価されている。しかし、ますます大型化、複雑化する化学プラントや原子力発電所等の安全問題に適用するためには、多くの労力と時間が必要であり、計算機によるHAZOP支援システムが提案されている。昨年度報告書では、ユニットの入出力変数の状態に着目して対象プロセスをモデル化し、プラントを構成する各要素の入出力変数の状態と内部事象及び外部事象の関係をデシジョンテーブルにより表現し、HAZOP及びFT生成を行う手法を提案した。デシジョンテーブルの情報を知識ベースとして計算機に格納し、HAZOP及びFT生成を行う解析システムを構築した。この解析システムを高レベル廃液貯槽冷却システム等の安全評価に適用し、有用性を示した。本研究では、プラント構成要素の異常の因果関係を記述するための要素異常基本モデルを提案する。これより、異常伝播構造の情報を考慮に入れた安全評価支援システムを開発する。要素異常基本モデルは、各構成要素における状態異常と機能不全の因果関係に関する情報を基に作成する。この要素異常基本モデルを用いることにより、構成要素の状態異常が明らかになるたけでなく、その状態異常から外部環境への影響なども解析することができる。システム開発にはGUI(Graphical User Interface)に優れたオブジェクト指向開発ツールであるG2を用いる。G2を用いることにより、解析者は簡単な操作でHAZOPを実施することが可能となる。開発した安全評価支援システムを高放射性廃液濃縮工程を対象とした安全評価を実施し、その有用性を示した。

論文

Beam focusing by aperture displacement in two-stage acceleration system

小原 祥裕

Japanese Journal of Applied Physics, 18(2), p.351 - 356, 1979/00

 被引用回数:17

JT-60のための中性子入射装置において、ビームの集束(焦点距離=トーラス入射口)の重要性が指摘された。さらに、二段加速系における、電極孔の「ずれ」によるビームの集束について、解析的に調べられた。その結果、二段加速系においても、電極孔の「ずれ」によって有効にビームが集束できることがわかった。

報告書

Focusing by Beamlet Steering in Two-stage Accelerator System

小原 祥裕

JAERI-M 7790, 17 Pages, 1978/07

JAERI-M-7790.pdf:0.56MB

JT-60級の大型卜カマク用中性粒子入射装置において、ビームの集束及びビーム軸のずれが入射効率に与える影響について、数値的に評価された。2段加速系における、電極孔の「ずれ」によるビームの集束について、「薄いレンズ」の近似により解析的に調べられた。その結果、プラズマ電極及び傾斜電極の電極孔を同時にずらすことにより、有効にビームの集束ができることがわかった。これは、2段加速系のビーム光学を決定する電界強度比に集束特性がほとんどよらず、イオン源の広い動作領域において、焦点距離が変化しないことを意味している。

口頭

九州南部のせん断帯におけるGNSS観測,3

渡部 豪; 雑賀 敦; 浅森 浩一; 小川 大輝; 島田 顕臣; 梅田 浩司*

no journal, , 

地層処分に係る地質環境の長期安定性を検討する上では、地形的に不明瞭な活断層の可能性を評価することが重要となる。九州南部には、10e-7/yr超のせん断ひずみ速度の大きな領域が存在することがGNSS観測の結果から知られている。しかし、このせん断ひずみ速度に対応する明瞭な活断層は認められておらず、地下深部のすべり(断層運動)によって地表で大きな変形が生じているとも考えられる。そこで、本研究では、せん断帯周辺の地殻変動を明らかにするために、2016年2月に同せん断帯を南北に横切るような配置で10か所のGNSS観測点を構築し、同年の3月から観測を開始した。約2年間に渡って取得したデータを解析した結果、せん断帯付近の深さ約16km以深において、12.4-14.3mm/yrの速度で左横ずれの深部すべりが起こっていることが明らかになった。

口頭

南九州せん断帯におけるGNSS観測,4

渡部 豪; 浅森 浩一; 島田 顕臣; 小川 大輝; 雑賀 敦; 梅田 浩司*

no journal, , 

九州地方南部には、GNSS速度場を用いたひずみ速度解析から、10$$^{-7}$$/yr超のせん断ひずみ速度集中域が存在する。また、その領域では、明瞭な活断層は認められていないものの、左横ずれの断層運動を伴う内陸地震が発生している。これらの観測事実は、地下深部で断層運動が生じている可能性を示唆する。そこで、本研究では、同領域(南九州せん断帯)の地殻変動を推定するため、GNSS観測を2016年3月より開始した。その結果、せん断帯直下の深さ約22km以深で約13mm/yrすべりが生じていることを明らかにした。この結果は、下部地殻のせん断すべりが同領域での地震活動や地殻変動に寄与している可能性を示唆する。

口頭

南九州せん断帯におけるGNSS観測,5

渡部 豪; 浅森 浩一; 島田 顕臣; 雑賀 敦; 小川 大輝; 梅田 浩司*; 後藤 翠; 島田 耕史; 石丸 恒存

no journal, , 

地層処分に係る地質環境長期安定性を検討する場合、地形的に不明瞭な活断層に関する活動性の評価は重要な課題の一つである。そのような背景下、南九州には、左横ずれのせん断帯が存在し、10$$^{-7}$$/yr超のせん断ひずみ速度分布がGNSS速度場より推定され、そこではM6前後の左横ずれ型のメカニズムをもつ地震が発生している。しかし、せん断ひずみ速度の集中域やこれらの地震に対応した明瞭な活断層は認められておらず、地形的に不明瞭な活断層を検出するための技術開発を目的として、10点のGNSS稠密観測網を構築し2016年より観測を開始した。約5年間の観測の結果、南北幅約190kmの領域内に東西方向のせん断変形の変形中心が少なくとも二つ存在する可能性が示され、一つ目は、固着域の深さが約8km、すべり速度が約10mm/yr、二つ目は、固着域の深さが約5km、すべり速度が約6mm/yrであることを明らかにした。これらの結果は、地形的に不明瞭な断層下でのひずみ蓄積過程を明らかにする上で貴重なデータといえる。

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